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林檎とポラロイドのpersimmon1aのレビュー・感想・評価

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)
4.5
登場人物は基本1人で、暗くてセリフも限られたように少なく、見せられる部屋はクウェーカー教徒のように静謐で、言い訳をあげればキリなく、要所要所寝落ちしたんですが、最終的には滅多に買わないパンフまで買うという結末で劇場をあとにしました。

彼が本当に記憶を無くしたのか、ふりすることで自分のソフトスポットへの侵食防止をしていたのかは個人的にはそんなに問題はなく、よくありそうでなさそうな、なさそうでありそうな出来事を一つ一つ再体験して新たな記憶を作っていくことで人生のネクストステージに向かう耐性を養っていく過程に、人生後半に入った自分をオーバーラップさせ、私も前半全てリセットさせられたらどんなにいいか、彼みたいに一つだけ確実にメモリーに残せるとしたら何にするか、などなど考えました。

あの林檎の食べ方がよくあるのか、何人か外人の友だちに聞いてみようと思う。

再視聴希望作品です。
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