ゆん

林檎とポラロイドのゆんのネタバレレビュー・内容・結末

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

記録用









もう忘れてきちゃった…コロナバタバタで書けてなかった。

邦題は林檎とポラロイド

そう、不思議な始まり、、出てる人アーティスト役かな?って思うくらいなんだかオシャレな映像、でも頭を打ちつけてたり奇妙な行動、そこから物語は始まった。外には座り込む男と車が動かせないと困り果て抗議する女性、、二つとも映画を見終わった後に理解しました。

そんな伏線が続く…

この物語は記憶喪失が流行っている世界が舞台だ。

その後記憶を失った主人公、新たな生活のプロジェクトを受けるが、、その中でもあれ?この人記憶喪失のふりじゃない?ってところが何箇所かある。途中で同じプロジェクト受けてる女性と出会うがなんだかきまづくなってフェイドアウト…そんな時でも奇妙なプロジェクトはこなしてく…

そして徐々に徐々に彼の今までが見えてくる。ラスト彼は墓参りをし家を訪ねる。鍵の締まった家。そう、最初に出てきた彼の家だ。こじ開け中に入ると当時のまま。彼の妻の服がある。そう、彼の亡くなった妻。

彼は記憶を無くしたわけじゃなかった。辛い記憶を無くしたかったんだ。でも彼は記憶を受け入れた。だから墓参りし部屋に行きリンゴを食べた。記憶力にいいリンゴを。

なんとも切ない話だった。

そして、さらなる伏線。私は気づいてなかったけど、実は記憶喪失プロジェクトの彼女が、記憶を失った彼の妻ではないかということ。彼女は彼を思い出さなかった。だからかれは彼女に会うのをやめた。同じ顔でも違う人なんだと理解した…そういう伏線もあるそうです。彼女は記憶喪失後行方不明になってしまって、お墓も作った…んですかね?私はあまり納得いきませんが。。。

とにかく読み解きながら見るおしゃれで儚げな映画でした。しんみりしたい時に見てください
ゆん

ゆん