YasutakaOtsuka

林檎とポラロイドのYasutakaOtsukaのレビュー・感想・評価

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)
4.8
リンゴの持つ意味が、シーンでの男の心情を表していた。それもどんどん変わっていったのが最高だった。彼がどうしてこうなったのか、こう過ごしているのか、言葉ではなく行動で示されていて、ぼくはこういう作品が好きなんだなと。

来月頭もばあちゃんの45日があったり、この主人公も葬儀のときに持つ感情、そしてあの女の子が葬儀のときに持つ感情をほんとか嘘かはわからない言葉ではあったけど、彼に伝えたときに、彼が感じたことも僕にはわかった気がする。彼の目を見れば。

失くしたい記憶も、大切な記憶なんだ。
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