THEレビュー泣かせ映画
観た人の数だけ色んな解釈が出来る作品
何名かのレビューに2通り考えられると考えておられる方がいるようだがそうではないと思う。
主人公は本当に記憶を無くしたのか?それとも記憶を無くしたふりをしているのか?という単純な作品ではないと思われる。
上記は監督の作為的な罠で、インスタ映えに熱狂する社会背景への警鐘作品ではないだろうか?
「仮装パーティーでの写真」「車で事故した写真」「プールで飛び込む写真」…全て非現実的な写真の記録
まるでインスタグラマーを見ているかのよう…
主人公が元の部屋へ戻り、眺める現実。
記憶は消えない。
どんなに非現実的な記録を連ねても…
映画も同じ。
観終わってFilmarksに記録する。
たまにFilmarksを見返すと、こんな映画観たっけ?と思うことがある。
良い映画とは記録せずとも、死ぬまで記憶に残っている映画ですね。