主人公は、バスの中で目覚めたら、自分はどこの誰かを忘れていた。
そういう病気が流行っているらしい。
病院を出て、1人暮らしになるが、出たミッションをこなし、それをポラロイドに撮る。
そうやっていくと、自分のことを思いだすかもしれないのミッションだ。
オープンリールに昔のカセットデッキ。
時代はいつなんだろう?
ポラロイド写真を貼るアルバムも昔っぽい。
与えられた部屋は、質素だが、取るに足らない物はない。
私は、うらやましく思った。
知り合った彼女は、彼の少し前をいくミッション。
彼女のしたあとを、自分も同じことをしているのにうんざりしてくる。
でも、死にそうな年寄りの面倒を見て、葬儀に出たことで、彼は思い出した。
最初の場面は、思い出した彼だった。
そして、自分の家だろうところに行き、リンゴを食べる。
彼はこのミッションで、自分を思いだした。
良かったなあと、しんみり。
一緒に行動した彼女は、まだミッションをこなしているのだろう。
ってことは、どれかがヒットしたら、忘れてしまった自分を思いだせる病気なんだ。