傘下

林檎とポラロイドの傘下のレビュー・感想・評価

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)
4.2
“哀しい記憶だけ失うことはできませんか?”

凄くシンプルでユーモラスだけど静かで哲学的。セリフではなく、映像で伝える映画。
出てくるアイテムがレトロでかなり好みだし、トーンも全体的に落ち着いていて観やすい印象。
注射を嫌がるシーンが特に可愛くて、顔を背けるスピードとかリアルで好き。茶色い紙袋×林檎の相性って抜群すぎませんか?
『林檎を食べる』ただそれだけのシーンで泣きました。やっぱり忘れたくないよね。
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