LuckyMOTOMIYA

スーパーノヴァ 孤独な少女のLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

2.5
2017年、アン=マリー・ヘス監督・脚本によるドラマ映画。

主人公シェリー(マディー・ハッソンさん)は、情緒不安定な母親とアブナイおっさんとしか言いようのない母の恋人から日々、酷い仕打ちを受け、学校でもSNS絡みの実に陰湿ないじめを受けながら、健気にクールに生きる女の子。

ある日、同性愛者の青年グレッグ(ダビア・スネルさん)と親しくなり、何かと意気投合、様々な刺激を受けて前向きになり、他方、美術商で大金持ちの後見人ウェス(ビリー・バークさん)と同居することになって、このおじさまからも学ぶこと多く、さてさて青春ど真ん中のシェリーさんの成長や如何に、といったお話。

美術商にして大富豪のウェス氏、若い女の子の後見人になり、普段着やパーティ用のドレスを買ってあげたり、何不自由ない生活を提供してあげたりと至れり尽くせりの上、しかも下心は全くなしという、何だかミラクルな設定。お髭がチャーミング。

邦題に含まれる『スーパーノヴァ』、ああ、そういうことでしたの、と思わないでもありません。しかし、それはアカンのやおまへんか、とも思いますし、まあ肝心のスーパーノヴァの出来栄えもそれなりにアカン感じがいたしますので、ここは「おあいこ」ということで納得しておきます。
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