ディズニープラスにて鑑賞。
ブルーレイ＆DVDは2021/9/1発売です。
久々のディズニーピクサー作品鑑賞。海に何年も行ってないし、どこにも行けない中、行ったつもりになれるひと夏の不思議な思い出に残る物語を観たくて拝見しました。
人間は海の世界に住むシーモンスターを恐れ、シーモンスターも人間を恐れていた中、シーモンスターの少年である主人公ルカは人間の世界へ好奇心を止めることができず、ある夏の日についに海の掟を破り、親友アルベルトと一緒に美しいイタリアの港町ポロトロッソにやってきて、禁断の憧れを果たそうとするのだが・・・。
いやぁ～さすがピクサー作品にハズレなし！！もう、クライマックスシーン、ラストシーンも泣いちゃって余計なことをせずシンプルに見てくださいと言わんばかりの展開で、キレイにまとまっていてすごく面白いファンタジー作品でしたねぇ。
シーモンスターが陸に上がると普通の人間に変身してしまうのですが、なぜそうなるという説明はまぁまぁまぁ気にしなくていいじゃん！！と言わんばかりにスルーしてましたが、それで正解だったと思います。もうとにかく、人間とシーモンスターの不思議な交流の物語１本これでいいじゃないと言わんばかりのストーリー展開はすごく良かったです。
とにかく、ルカは超真面目でいい子。でも、人間の世界に興味を持ち出しすでに人間の世界に溶け込んでいる行動力タイプの親友アルベルトと出会いから、とある目標を掲げ町へ繰り出す。まさに、大人の階段を上っていくきっかけとなる成長物語は教育としてもすごくいい作品だと思います。
町にいる登場キャラもみんなよくて、町で仲良くなる13歳の少女ジュリアもいいし、ジュリアのお父さんマッシモもいい人だし、そこで住んでいるネコのキャラめちゃめちゃ好きでした（笑）
ジュリアとルカがちょっといい関係になっていくとこを、アルベルトはちょっと嫉妬していく表情もいいんですわ。町の不良エルコレはまぁ～悪い奴なんだけど絶対おっさんだよねと思う顔立ちなとこを注目してもらいたい。
そして、ルカのお父さん・お母さんも良かったですねぇ。お母さんのボールさばきに注目していただきたい。
想像通りのシンプルな物語なんだけどラストシーンは好きでしたねぇ。私は、北海道出身ですがあのシーンを見ると黒板五郎さんの名セリフ「いつでも！！富良野に帰ってくるんだぞ～！」を思い出させてくれる同ランクレベルの泣けるかなり好きなシーンでした。
本当に、映画館でやらないのがもったいないとハッキリ言えるお子様の教育にも、うってつけと言わんばかりの面白い作品。そして、ぜひ吹替版で見ることをお勧めします。エンドロールで癒されますぜ。
この夏どこにも行けない人にとっても小さな町に冒険しに行ったつもりになれるひと夏の不思議な物語を体験してホッコリしてみてはいかがでしょうか。
