イタリアの夏ってなんでこんなに郷愁に溢れてるんだろう。あの街並みや空気感を見るだけでありもしない記憶が掘り返されて何故か懐かしくなる。
潮の匂いや気温まで伝わってくるようなアニメーションとリアルの絶妙なバランスの絵のタッチ、ピクサーのCG班凄すぎるとしか言えん。
ストーリーも擬似関係大好きマンとしては堪らなかった。さらに一夏の青春の儚さ、甘酸っぱさもふんだんに盛り込まれていて今後定期的に、恐らく夏の終わり頃に観たくなるだろうなあと思った。
人種問題やら重めのメッセージが隠されているが圧倒的爽やかさに飲み込まれてスッと入ってくる。
正直ストーリーはご都合主義っぽいとこもあるけど昔のジュブナイル作品もこんな感じだったよな~と思えてしまった。