序盤から「少年版リトル・マーメイドinイタリア」感を感じ、割とそのままゴール。ただ、ルカだけでなく、アルベルト、ジュリアなど周囲の人々の変化も描かれているので、アリエルほどの主人公感はなし。
ルカについては割とそうなるだろうな〜という感じで終始進んでいたのだけど、アルベルトが1人だけかなり設定ハード過ぎない…？時代的に実際あったのかもだけど、未成年置いて親が出て行くって、普通に大問題すぎません？って所から、ルカよりもアルベルトの幸せを願わずに居られなくなってしまった。
あと、レッサーパンダに引き続いて"親子の関わり方"みたいなのが一種テーマになっていて、普遍のテーマなんだろうとは思うけど、続きすぎな気はしてしまう。
全体を通して個人的にはあまり刺さらず…な感じでしたが、イタリアの燦々とした雰囲気が120%描かれていたのと、一部絵本の様な表現は手法としてとても素敵だと思いました。あと鑑賞後、パスタなどイタ飯が食べたくなる映画でした！
