煌めくローレン・バコールに対するボギーとの現実のロマンスが、作品内の設定と重なるとき、作品は監督の意図していた以上のものとなる。
"You know how to whistle, don't y…
ホークスが親交のあったヘミングウェイに脚本を書くよう勧めたが、彼が乗り気ではなかったために「じゃあ君の一番つまらない小説を映画にするよ」ということで決まった映画。とはいえ原作から借りられているのは…
>>続きを読むローレン・バコールがセクシーすぎて女なのにザワザワした。あのハスキーボイスや挑発的な上目遣い、うつくしすぎて息をのむくらい。
第2次世界大戦へ中立を保っていたアメリカ(=ハリー)がナチスに反旗を翻し…
ヘミングウェイ『持つと持たぬ』の映画化だが、舞台をキューバからマルティニクに移し、原作にはほぼないロマンス要素を導入してまあ違う話。同原作の映画化は、これの次の『破局』(50)の方が忠実だが、ホーク…
>>続きを読むシネマベーラで鑑賞。
ハリーとエディのバディ感が、個人的なお気に入り。ポンコツアル中のエディの行動を見つめ、ニヤッと笑うハンフリーボガードの一挙手一投足に、彼に対する愛情が満ち溢れていて、それだけで…
15.1.3@シネマヴェーラ渋谷〈映画史上の名作12〉
時代背景をうまく利用した結果、サスペンス、ロマンス、アクション、ミュージカルがほどよく織り込まれ、見るものを飽きさせない。エディのおとぼけをは…