セサミオイル

COME & GO カム・アンド・ゴーのセサミオイルのレビュー・感想・評価

2.4
予告編は社会問題の映画っぽかったけどそうではなくて、フワッとしたパステルカラーの群像劇?風景画?という感じでした。
沢山の登場人物の暮らしぶりを終始ザッピングスタイルで見せてゆくが、何が起こる訳でもなくそれぞれのエピソードが弱い。
弱いのでこちらもただ眺めてるしかなかった。
元は別々だった登場人物同士が時にすれ違うが(よくあるアレ)、すれ違っても特に何にも起きない。すれ違ったトテッ!と突っ込みを入れたくなる。
2時間48分終始ザッピングなんだけど、キャラから別のキャラへ切り替わるタイミングも感覚的で「えー!?見てたのにー」となる事が多かった。
どうしてそのタイミングで切り替えたのか、どうして次のキャラはこの人にしたのかとかは無い。終始フワーっと映像が流れるのみ。
何かのきっかけになりそうなちょっとしたアクションがあっても回収はしない。
あれは何だったのかという未消化なエピソードで埋め尽くされてゆく。
色々と意味を求めてはいけない感じで、
大阪が舞台である意味もほぼ感じられなかった。


トータルで言うと爽やかでまぁまぁ可愛らしかったかなという感じでした(笑)
でも結局これ、何が言いたかったのだろうwwwwww

そうか意味を求めちゃいけないんだった。。