このレビューはネタバレを含みます
シンプルに銀行からお金を盗ることを思いついて、有志が集まって計画練って、トンネル掘るなりして、極めて「マジメに不真面目」するお話という印象。
その手法は効果的ながら、しかしあんまり拙く、洗練されてないものだからハラハラとさせられる。だがそれが、特に凄い殺し屋や怪盗のカリスマに慣れてしまっている目には優しく、変な話だが人の温もりのようなとのを感じてしまう。おばあちゃんの誕生日お祝いしたりなども加えて。それは緩さ、緊張感の欠如とも言えるのだが。。
「今 この車は世界一高価だぞ」
この台詞には達成感と喜びと、それらを堪えきれない上でそれでも気の利いたことを言おうとする渋さが詰まってて好き。
ラストも爽やかでよかった。