西木寸

皮膚を売った男の西木寸のレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
3.6
オンライン試写にて。filmarksさん、ありがとうございます。
恋人に会うため、自身がアート作品になった男の数奇な運命を描く。

「社会批評性を持った芸術」が資本主義の中で成り立ってる在り方を俯瞰し批評する...
そんな超多層的シニカルなテーマを背景にと持ちつつ、あくまで一人の男の恋愛話を中心に展開していく。

中東の現実に触れつつ、上記映画の構造やラストの展開はめちゃくちゃ痺れた。
ただ、主人公の描き方がどうしても好きになれなかった。
西木寸

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