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皮膚を売った男のneroliのレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
3.8
”もしも生身の人間が芸術作品となり、売買の対象になったら?”
 
実在する「Tim」という、実際に人間の背中にタトゥーを彫ったアート作品に影響を受けた映画🎬
 
 
内戦の続くシリアから脱出し、難民となった主人公サム。
現代アートの巨匠からとある提案を受ける。
 
「サム自身がアート作品になる」💡
 
 
背中にタトゥーを施し、大金と自由を手にいれる。
批評家も注目する「アート作品」となり、高額で取引される。
 
 
これは幸せなことなのか?どうなのか?
自由になったようで自由ではない。
 
 
人間とアートの狭間で生きるサム。
オークションに出品されるが、500万ドルで落札。
 
爆弾スイッチに見立てたイヤホンで会場を混乱させ、皮肉にも牢獄の中で、やっと自由を手にいれる。
 
 
最後は、元恋人と一緒になれるのだが…汗
 
 
 
シリアの難民問題と皮膚を売るという人権問題がゴッチャになっているので、話がゴチャゴチャしているかな〜
 
人権問題だけにしぼった方が分かりやすかったりするのかな〜
 
 
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