青空ゆき

皮膚を売った男の青空ゆきのレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
5.0
貧困にあえぐシリアの難民サム、裕福なアーティスト・ジェフリー。

偶然出会った二人、芸術家は男の背中に羽を与える。

芸術品になった男は高級ホテルで暮らし、ルームサービスを頼み、会えなかった恋人に会い、大金を手に入れる。

男がたどり着いた本当の幸せ、自由とは?

第93回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート作品。

監督、脚本はカウテール・ベン・ハニア(世界が注目するチュニジア出身の女性監督)

シリアの首都ラッカ。

愛する者への情熱的なプロポーズ、それが数奇な運命の始まりだった。

“もしも生身の人間が芸術作品となり、売買の対象になったら”

インスピレーションを得たのはヴィム・デルボア(ベルギーの現代アーティスト、本作にカメオ出演している)のTIM。

ティム・シュタイナー氏の背中に彫られた実在するアートは世界中で物議を醸した。

自由、後悔、そして希望。

男の背中と“生きざま”に世界中が息をのむ。

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