初日舞台挨拶付きで鑑賞
キラキラした高校最後の夏の描写が眩しくて、だけど波が抱える悲しみと、それに触れられない志村と長岡の表情がやけに心に刺さり、台詞にもある“表と裏” を至るところから感じた。シーンとセリフに合わせた波の横顔の角度も、表裏を意味していたのかな。
監督の井出内さんが、作品の意図は「よくわからなくてもいいと思う」といったことをおっしゃっていて、観る人それぞれに委ねるかたちの中でも心地が良い映画だったなーと感じた。
波を追いかけて辿り着いた森がすごく美しくて、ドキドキしてしまった。
上映場所もっと広がってほしいと思います。