2021年116年目。
メル・ギブソン出演。
エリート志向の小学生が上手くいかない自身の生活も含め、クリスマスプレゼントのショボさに憤慨し、サンタを見つけ殺害する計画を立てる。
設定だけ見ると、よくあるクリスマスをネタにしたブラックコメディなのだが、この映画、まどろっこしい＆面白くない＆説明不足＆意図不明という何重にも問題があって全くもって面白くない。
サンタを殺す、
というメインテーマもそもそもサンタというグレーラインの存在が、当然の如くそこにいて、現実的な問題で頭を悩ませている…。
ある程度、サンタの存在等のルール説明をしていれば、全て万事落ち着くのに、それが無いので、どういうスタンスで見れば良いか分からない。
サンタのおもちゃ工場を財政難で軍事兵器の製造を請け負うというお誂え向きの展開も、本当にただ請け負って製造するという展開以外に意味を持たない驚き。
それ以外の設定も、映画の中では当然なのかも知れないが、こちらとしては知ったこっちゃないとしか言えないものばかり。
「それを汲み取って理解するのが映画」と言われてしまったら、それまでだが…。
正直、その努力をしたくもない出来、というのが個人的な感想。
