20世紀初頭のリスボンで、26歳下の運転手と駆け落ちした貴婦人の物語。
オリヴェイラの撮影監督による監督作とあって全編が流麗明媚。マリア・デ・メディロスの小柄な身躯に燃え盛る青白き瞋恚は凄まじく、…
男性は当たり前、女性は異常。
それこそが異常だろ…と思うが、こう思われ始めてきたのもここ数年の出来事だし、未だに頭カチコチステレオタイプの人たちからすると、こういう作品に嫌悪感を覚えたりするんだろう…
[花開くオリヴェイラとモンテイロの残り香] 70点
夫は娘ほどの年齢の若い女性と不倫しても特にお咎め無しなのに、自分は更年期だからだの狂人の家系だからだの散々言われて精神病院に監禁され、搾取され続…
2020/11/7 @ TOHO六本木
東京国際映画祭
女性が何か主張して都合が悪くなると「あの女はヒステリーで病気だ。精神科に入れておかなければ」と閉じ込められるのは、これまで何度も繰り返されてき…
178 2020/11/7 東京国際映画祭22本目
上流階級の実話を格調高く、というのに惹かれ、お屋敷のインテリアや構図が眼福、レミゼラブルのような下町もいいなぁと映像に酔っていたら、演劇好きな主…
東京国際映画祭にて。
オリヴェイラの撮影監督の作品なので、構図や映像が常に素晴らしい。あと主演のマリア・デ・メディロスの存在感が抜群。でも映画としては今ひとつ…。今の時代にも通ずるテーマではあった…
1918年。伝統ある日刊紙の代表者の妻は、年の離れた運転手に恋をする。実話に基づく恋愛ドラマ作。男性優位の社会の中、不条理をものともせず、気持ちに真っ直ぐ素直に突き進む女性の勇ましさはある。主人公自…
>>続きを読む【TIFF2020】「モラル・オーダー」100年も前に女性の権利を主張したカッコいい人物伝です。この時代にここまで出来る人って、いなかっただろうなぁ。強い自分の意志を持った女性でした。それに26歳年…
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