ウルフガー

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのウルフガーのレビュー・感想・評価

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アマゾンプライムにて視聴。変な映画だったなー。それまでのシリーズを一新して原作準拠にしたのかと思いきやビジュアルやキャラや場面は再現しているもののストーリーが違っていて、バイオ要素を羅列しているだけの面白みの薄い映画だった。

これゲームの1と2をミックスしているのかな。そのせいでキャラが多すぎてダイジェスト化している。普通の映画でいうオープニングが四つも五つもある感じ。それが一通り終わると40分くらい過ぎている始末。ホラー演出もサスペンス演出も効いてなくてヨハネス・ロバーツ監督もうちょっとやると思ったんだけどな。

トラック運転手が燃えながら歩いてきたりゾンビ襲撃を銃のマズルフラッシュだけで見せるシーンとか良いところもあるのよ。それだけに脚本の段階でもっと練ってほしかった。カプコンはそこまで関わってないとは思うけど一連の映画化作品を観た感じそのクオリティコントロールは逆に一貫してるなと思った。

ゲームの映画化で一番ダメなのは「これだったらゲームやってる方が面白いわ」となることで、残念ながらこれもそっち系の映画だった。見せ場と見せ場の間が段取りでしかなく、「我慢して観ている」という感覚になる。
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