祖母が認知症だったので、じーんと来てしまった。自分が自分ではなくなっていく恐怖と闘いながらも決して笑顔を絶やさないお父さん。娘の言うことに素直に従うところが、どれだけ優しくてお互い信頼しているかが分…
>>続きを読む老いていくこと、その人がその人であるはずなのに別人になっていくこと。身近な人がそうなっていく悲しさと怖さ。
このドキュメンタリーを撮影した監督もそれを承諾したお父さんも、現実を見ながら苦しみながら…
Netflixにて鑑賞
200年 426本目
娘である監督が父親の死を何度もシュミレーションするのドキュメンタリー
自分もしくは誰かの死を大人になってからじっくり考えることはなかなかないと思います…
70分あたりの1920〜30年代の映画オマージュと思しき所がめちゃくちゃ好き。とにかく終盤で映画にグッと深みが増した感じがした。死という至極ネガティブにみえるものをこういう切り口で、しかもドキュメン…
>>続きを読む重度の認知症だった母親の死から10年。精神科医として働き続けてきた父親が認知症になり、そんな彼の姿をカメラで収めることにした娘Kirstin監督。
撮ってる最中はいろんな思いが巡ったやろうなぁ…なん…
死は、本来の人格を失うこと。
認知症を経て亡くなった奥様の死を、
「長いお別れだった」と言うディック。
撮影中、認知症と診断された彼の”死”は近い。
「人の心を傷つけてしまうことが、一番つらいこと…
人生の幕引きを控えた父親の死にざまを、独創的かつコミカルな演出で撮影することで、死という避けられない現実に向き合うキルステン・ジョンソン監督作品。
愛する父を娘が擬似的に何回も殺すというドキュメン…