このレビューはネタバレを含みます
あの囚人がみた絵というのが、屠殺場で見た絵、牛の血飛沫だったというのは上手いと思った。
囚人役の青年はかなり魅力的で、だからこそ何を考えてるのかわからない、底知れなさがあった。
本音をいえば、彼をも…
【東京国際映画祭2020】にて、
刑務所で、囚人に絵を教える芸術家が主人公。
無差別殺人犯の若者と知らず、絵が素晴らしいからと言って展覧会を開催。
事実を知ってからも「絵の芸術性だけを見てくれ…
連続無差別殺人鬼の描く絵が素晴らしいからといってアートと認めて良いのか、被害者側視点vs芸術家視点の答えの出ない論争。スタンダードサイズが絵画のキャンバスを意識しておりフォーマットが素晴らしい。ただ…
>>続きを読む素晴らしい絵を描いたからと言って作者が善人である必要はないとは思うものの、作者が極悪非道な殺人者だったらどう受け止めればいいのか。特に被害者側からすれば冷静にはいられない筈だ。刑務所で絵を教える画家…
>>続きを読む東京国際映画祭2020にて。
殺人犯と表現の自由、そしてその被害者たちの人権。結構際どい内容。
犯罪を起こした人の描いた作品は罪なのか。世間でも問われる内容でありながら、被害者側の感情と受刑者に…
このレビューはネタバレを含みます
「才能があれば多少の欠点は許せる」なんて芸術家にノボせている人が言うのをを聞いたことがある。その時、そうかもな……とは少し思った。
この作品で描かれるのは「優れた作品はたとえ罪を犯した者の作品だと…
東京国際映画祭にて鑑賞。
ワールドフォーカス部門で開催されている台湾映画の特集上映「台湾電影ルネッサンス2020」。今回はこの特集に4本の台湾映画が出品されているのだけど、その中で一際気になったの…
【2020年57本目】「第33回東京国際映画祭」にて鑑賞。服役中の無差別殺人犯の作品に魅せられた画家がたった1枚の絵に狂わされていく様が興味深かった。作品に罪はあるのかというとても深いテーマで、観る…
>>続きを読むまぁ、映画に倫理や正義を求めるのもなんだけど。連続無差別殺人犯の絵を、芸術は芸術だ、被害者にも見てほしい、偏見なく見てほしい云々言われてもね…
おまけにストーキング、家宅侵入ってどうなのよ。 障害持…