【東京国際映画祭2020】にて、
北朝鮮の強制収容所の実態を克明に描いた、とても意義深い作品。
最初、英語のセリフに戸惑いました。
「英語圏の人にも、幅広く観てもらうためかな…」と思ったら、実際そうでした。
さすがに、歌のシーンは違和感アリアリでしたが。
今年の映画祭では無いと思い込んでいた、上映終了後のQ&Aも開催。
監督のおっしゃる通り、北朝鮮が何らかの形で生まれ変わって国際社会デビューする前に、負の側面である強制収容所などが、闇に葬られないためにも、より多くの方に観て欲しい作品でした。
ですが、とても残念な事もありました。
まず、上映開始前、隣の席の方々がやや大きめの声で、談笑や名刺交換されてました。
この内のお一方は、Q&Aで登壇されてました。
後ろの席の方には、計10回以上席を蹴られました。
「どんだけマナーの悪い奴なんだ!」と思って振り返ったら、とても身なりの良い年配の女性でした。
果たして、心穏やかに映画を観れる日は、いつ訪れるのだろうか…