マチェーテ

トゥルーノースのマチェーテのレビュー・感想・評価

トゥルーノース(2020年製作の映画)
4.0
【東京国際映画祭2020】にて、

北朝鮮の強制収容所の実態を克明に描いた、とても意義深い作品。

最初、英語のセリフに戸惑いました。

「英語圏の人にも、幅広く観てもらうためかな…」と思ったら、実際そうでした。

さすがに、歌のシーンは違和感アリアリでしたが。

今年の映画祭では無いと思い込んでいた、上映終了後のQ&Aも開催。

監督のおっしゃる通り、北朝鮮が何らかの形で生まれ変わって国際社会デビューする前に、負の側面である強制収容所などが、闇に葬られないためにも、より多くの方に観て欲しい作品でした。

ですが、とても残念な事もありました。

まず、上映開始前、隣の席の方々がやや大きめの声で、談笑や名刺交換されてました。

この内のお一方は、Q&Aで登壇されてました。

後ろの席の方には、計10回以上席を蹴られました。

「どんだけマナーの悪い奴なんだ!」と思って振り返ったら、とても身なりの良い年配の女性でした。

果たして、心穏やかに映画を観れる日は、いつ訪れるのだろうか…
マチェーテ

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