TOKYOプレミア
暗く重い独特な雰囲気、
表情で心情を淡々と表現し、
毎年期待を裏切らないイラン映画。
今年のイラン映画は2作品とも代理出産の要素があり、それを強要させる男性が両作品にも出ている(ノーチョイス)。イランの国情がますます気になる。男女平等の破綻した社会なのだろうか、、権利、貧困、様々な社会問題が見えながらも、その中で惹かれ合う男女を描いた作品。
しかし俗に言うラブストーリーではない。男ではなく人として惹かれた人に想う力を扱っている。
終始映像が美しく、日本では見ることのできないイランの世界が広がっている。
ぜひご覧ください。
(鑑賞者りん)