もっさん

アメリカの友人のもっさんのレビュー・感想・評価

アメリカの友人(1977年製作の映画)
4.0
自分の父親が1番好きな映画と聞いて観ていた"太陽がいっぱい"。
の、リプリーだったんですね。
あの後捕まったのかな?で、出てきたのかな?
にしても観終わってから付属の解説観るまで全く気づきませんでした。
そりゃ当然でしょ、アランドロンの時のリプリーと、デニスホッパーのリプリーでは役者が違うよりも、人間の雰囲気が全然違いましたもん、、。

まあでも今作はリプリーよりもヨナタンが主役な感じですね。それにしてもヨナタンは器用なのに鈍臭いですね。普通今から人殺しますって時に寝ないでしょ。笑
肝が据わってると思ったら殺した後は平静を装えって言われてたのにめちゃくちゃにダッシュで逃げたり、、。

ヨナタンとリプリーの、関係の描き方はあまりないパターンだったので新鮮に感じました。
やっぱり自分的嗜好はクライムサスペンスみたいな作品は90年以降くらいの作品の方が観ていて楽しいし上出来だと感じますが、この監督の人間、キャラクターの描き方は独特で、それが楽しみであったりもします。
そして、ドヤッ、オシャレやろ?みたいなウザい感じはなく、さり気なく滲み出るオシャレ感、いいですね!
終わり方もいい感じ。
もっさん

もっさん