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アメリカの友人のKのレビュー・感想・評価

アメリカの友人(1977年製作の映画)
3.5
部屋を掃除しながらみた。こういう映画を家で集中してみる集中力はないし、こういうのは映画館で観ないとね……。悲

Netflixの『リプリー』がみたくて、予習としてパトリシア・ハイスミス原作の映画を観ているというわけなのだが、どれも淡々と不条理なのが個人的に新鮮である。トム・リプリーに掴みどころがなさすぎて、なにこれ?と思いながらみていた『見知らぬ乗客』の交換殺人を急に持ちかけてくる奴のほうがなんか愛着もてるかも。

その点ブルーノ・ガンツ演じるヨナタンは観ていて飽きない感じがある。ストーリーというよりキャラクター映画なのか。映像おしゃれ!

ベイビー、ユーキャンドライブマイカー♪って口ずさむ場面であんまり関係ないこと思い出したけど、わたしの中では川島雄三の『わが町』が濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』を観るうえでの補助線になってなっているな……(車を運転することとアイデンティティの関係)。
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