インディー映画界で有名なロックウェル監督の新作。
内容としては、子供が大人になって行く途中の通過儀礼のような冒険の話で、どことなく「スタンドバイミー」や「ストレンジャーザンパラダイス」を思い出すような感じでした。
白黒の映画の中で、たまに写るカラー映像の美しさに痺れました。
何となく「ランブル·フィッシュ」の赤い魚を思い出しました。
また、実際の監督の子供たちをキャスティングしているところも面白く、子供たちにこういう作品を残せる父親って本当に素敵だなぁと思いました。
映画が始まる前の監督のメッセージの通り、お金ではなく愛によって作られた作品という感じが一杯で、大きな映画館でみんなが見るような作品ではないですが、本当に一人でも多くの人に見てほしいと久しぶりに思わせてもらえるような映画でした。