ハレルヤ

アイム・ユア・ウーマンのハレルヤのレビュー・感想・評価

アイム・ユア・ウーマン(2020年製作の映画)
3.5
1970年代のアメリカ。窃盗が生業のエディがある日裏切り行為を働き行方知れず。彼の妻のジーンはエディの仕事仲間に逃げるよう促され、赤ん坊と共に逃避行を繰り広げるクライムムービー。

シンプルに題材に惹かれての鑑賞でしたが、ちょいちょい思ってたのと違うところが。まずジーンは子供を産めない体だった。なので赤ちゃんは2人の実の子でなく、エディがどこからか連れてきた子。いきなり母親として育児を始めるジーン。そして前触れの無い突然の逃避行。赤ちゃんを連れて犯罪組織から命を狙われる事態に。

まぁとにかく赤ちゃん抱えて逃げ回る事の無謀さがメチャクチャ印象強い。ただでさえ育児は大変なのに、日ごとに泊まる場所を変えながらの旅。しかも命を狙われているんだから、ジーンの心身の疲労度も半端ない。

ジーンを演じたレイチェル・ブロズナハンの演技は本作の大きな見所。最初はただの普通の女性なのに、いきなり母親になり、いきなり殺されそうになったり、そしてこの運命に対して覚悟を決めていく姿は見応えありました。

全体的に単調気味で2時間なのがちょっと辛かった気はしましたが、それなりに楽しめる要素は伺えたと感じています。アマプラオンリーですので、ご覧になれる方は是非。
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