湯っ子

Cosmetic DNAの湯っ子のレビュー・感想・評価

Cosmetic DNA(2020年製作の映画)
3.6
「人類はやがてメスだけになるらしいよ」と教えてくれた人がいる。すでにたくさんの動植物に単為生殖(一般には有性生殖する生物で雌が単独で子を作ること、なんですって!)が発見されてるみたいだし、あながち嘘じゃないのかもね。

これは私個人の印象だし決めつけだけど、ホラーやSFは男のものっていう印象が強い。ホラーやSFにはミソジニーを内包している作品が多いと思うし、私たちもそういうものだと認識してる(ホラーで真っ先に血祭りにあげられるのはたいていパリピ女っていうイメージ。あんまり観ないから自信ないけど)。
だから、このジャンルとフェミニズムやシスターフッドを掛け合わせたこの作品は、あんことバター、いちごと大福のように、それぞれオーソドックスな素材なのに、その組み合わせ考えたことなかった!っていう新鮮さがあった。
クソ男集団をエキストラを使わずに表現したところも素晴らしいアイデア。あの場合のクソ男は記号で良いのだから。さらに、クソ男に囲まれる女子、を撮影する時の女優への負担も少なそうなところも良いと思う。

ただ、◯す程憎んでいる男の◯液を顔に塗るなんて、わたしゃゴメンだね🎵


マリさん、ご紹介ありがとうございます☆
湯っ子

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