真田ピロシキ

セガvs.任天堂 Console Warsの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

セガvs.任天堂 Console Wars(2020年製作の映画)
2.0
1990年代、家庭用ゲーム界の覇者任天堂に挑んだセガの戦いを描く。タイトルとは裏腹にほとんどセガ目線で、市場を独占する保守的な任天堂に対して新参者であるセガの独自性。ダサいヒゲの配管工よりずっとクールな音速ハリネズミ!!!!!もうそういうの聞き飽きてます…スーファミに対するメガドラのグラフィック表現の豊かさを誇られても、ゲーマーの私としてはPS3とXBOX360の時代に散々見せられた(今もやってる?)視力検査のような画質比較を思い出させられてウンザリ。私はSwitch持っててもほぼリングフィットアドベンチャーにしか使ってないあまり任天堂に縁のない人ですが、そういう土俵では勝負しなかったことが今に至る任天堂の強さだと思うのでピントのズレたこと言ってるなと。いくらイキッたティーンエイジャーにクールさを称賛させても、その子らが10数年後子供に買うのはダサい任天堂なんだよ!セガの敗因にしか思えない。そしてモータルコンバァァッッット!分かってるよ。モーコンのやった意味は分かってる。でもそれは前にも聞いてるんだ。いい加減にしてくれ。モーコンでマウントを取るな!!かつてそこそこセガユーザーでセガの現在を知ってる身としては痛いセガ信者の断末魔を聞かされてるようで居た堪れない。一応すぐに没落してプレステに地位を奪われるところまで描いてはいるものの、セガファンのための映画としか思えず。ある程度ゲームドキュメンタリーを見たことあるならつまんねー映画です。