字幕で鑑賞。個人的には結構好きな部類。
史実をベースに、イギリス映画ほどではないけどアイロニカルなジョークも多数織り込んで映画が進んでいく。
どうなるの?どうなるの?!的なハラハラ度数は比較的高くなく、史実としてネタバレは済んでるからかドラマティカルなどんでん返しがメインのストーリーではない感じ。
たしかに会話量は多めだし、字幕だけだと削ぎ落とされちゃうニュアンスもわりとあるっちゃあるけど、映画のメッセージは結構シンプルでストレート。
悪くない映画でした。
人種に関する当時の問題やシュルレアリスムをなんとなく感じさせるアートの登場シーンも多いから、時代的な雰囲気も切り貼りしつつしっかり盛り込まれている印象。
あの時代の女性のドレスファッションは個人的に永遠の憧れです。グレートギャツビーのような。
他の方のレビュー見て思いましたが、内容を味わうよりも時代性に浸りつつぼーっと観てるのが楽しい映画かもしれない。笑
わたしはあの辺の時代を諸々学生時代に勉強してたから好きだったけど…
グロさや、ユーモアや、ミステリー的要素を映画として包含しつつメッセージを伝えられるバランスでギリギリなんとか作り切った感は否めないけど、2時間そんなに飽きなかったし、なにより俳優陣に終始わくわく。
秋、なんとなく映画みたいな〜くらいの感じでもまま楽しめると思います🍁