たにたに

アムステルダムのたにたにのレビュー・感想・評価

アムステルダム(2022年製作の映画)
3.6
【陰謀】2022年149本目

1933年のニューヨーク。
医師バート(クリスチャンベイル)と弁護士ハロルド(ジョン・デヴィット・ワシントン)の2人が殺人事件の容疑者として追われるなかで、助けを求めた相手から、いつの間にかある陰謀に巻き込まれちゃったと気付くお話。

前半。
ウェスアンダーソンのような、情報量の多さとお洒落グロ演出を取り入れ、さらにテイラー・スウィフトのまさかの演出を見せるまでは期待を込めて楽しく見れた。

中盤から、過去に遡り、マーゴットロビーが登場して、バート、ハロルド、ヴァレリーの出会いと現在までを振り返るのだが、そこからストーリー展開の雲行きが怪しくなり、ロバートデニーロが登場して豪華なキャスト陣の登場にワクワクするものの、内容は尻つぼみ。

医師、弁護士、看護師(神経症)、というカテゴライズの必要性もあまり理解できなくて、3人の関係性がもっと深堀りされてほしかった。さらに会話劇でなく、映画的に動きのある映像と期待していた分、結局何の話?と印象があまり残りませんでした。
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