戦地で知り合い強い絆で結ばれた男女3人が、歴史を変えていたかもしれない陰謀に巻き込まれていく様を描いたサスペンス・ドラマ映画。
2022年232本目。
デヴィッド・O・ラッセル監督らしい、社会派でありつつ堅苦しくならない、若干とっ散らかっているような作品でした。題材は非常に興味深く、冗談じゃなく歴史を変えていたかもしれない出来事を扱っています。これが実話というのは本当に恐ろしいですね。
この監督の作品は淡々としつつも話が常に進行していくので油断すると置いてきぼりを食らいますが、ラストの怒涛の畳み掛けには興奮しました。
それにしても毎度豪華なキャストを集めますね。脇役に至るまで名優たちのオンパレードで、贅沢な気分になれます。テイラー・スウィフトの使い方が一部ファンは悲しみそうなほど哀れでしたが。