原作から母親の話だけを抽出して映画にした感じ。
ヒルベリーの話というよりは家族の話になってる。
まあそれは映画としての選択よね。
面接に行くか行かないかを現在の軸においてそこに回想を重ねていくことで映画としての筋を作ってるけど、たとえばラストの車を走らせるシーンにグッドウィルハンティングのようなエモーショナルさはない。エイミーつながりでいえばメッセージも映画にするためにしょうもないタイムリミット演出やってたけどあれよりは全然マシか。
しかしキャストの再現度高いな。役者すご過ぎ。
このエイミー・アダムスもジョーカーのホアキンとかと一緒で佇まいだけで田舎のおばちゃんに見えるからすごいよね。ダウトとかの頃との振れ幅よ。スリービルボードのマクドーマンドと比べても遜色ない熱演。