地球外生命体

私は確信するの地球外生命体のレビュー・感想・評価

私は確信する(2018年製作の映画)
3.1
フランスで実際に起こった未解決の“ヴィギエ事件”を映画化。“ヒッチコック狂による完全犯罪”とメディアがセンセーショナルに報じて大衆の好奇心を煽り立てるなか、本当に殺されたのかも判然としないまま開かれた“殺人事件”をめぐる裁判はフランス中の注目を集めた。

本作は口コミで広がり、本国フランスで40万人を動員する大ヒットを記録した。フランスの辛口の批評家からも絶賛されたアントワーヌ・ランボー監督は、確かな演出力と巧みなストーリーテリングで、フランス特有の司法制度の問題点、“歪んだ正義”の危うさをあぶり出す。

2000年、フランスの南西部でひとりの主婦が忽然と失踪。彼女の夫のジャックが殺害容疑で逮捕され、第一審で無罪となるも、検察が控訴して彼は再び裁判にかけられることに。この夫妻の長女に息子の家庭教師をしてもらっていたシングルマザーのノラは、ジャックの無罪を確信して、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに彼の弁護を依頼。2人の必死の奔走により、新たな真実と疑問点が次々と浮上。果たして裁判の行方は?
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