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アルゴンヌ戦の落としもののmhのレビュー・感想・評価

アルゴンヌ戦の落としもの(2016年製作の映画)
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PDSDについてのドラマ。
冒頭のテロップ、「アルゴンヌ 1916年」でググると、該当する戦いが出てこない。
ペタンの名前が呼ばれることから推測するに、おそらく、第二次シャンパーニュの戦い(1915年9月25日-11月6日)に付随する戦闘だったのかな?
いずれにせよ、連合国側に多数の被害者が出てることに間違いはなさそうだ。
シェルショックという言葉がようやく登場する頃のPDSDが題材だけど、珍しい症状という扱いではないようだった。
不発弾を掘り返しているアフリカパートがあるせいでちょっと戸惑った。巧みなシナリオはともすれば難解になりがちっすね。
ヨーロッパの近現代史は、服装や建築物がいまとほとんど変わらないので、いつのことだかなかなか掴めんね。
もっとも、和装と洋装の割合で推測が可能な日本が特殊なだけかもしれないんだけども。
強硬性失語症(ではなく、のちに重度の鬱だとわかるよう)になってた弟さんがかわいそうすぎた。
あの締めくくりかたは要審議じゃない?
面白かった。
mh

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