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劇場版 現代怪奇百物語 弐之章のはのレビュー・感想・評価

1.6
黄泉平坂にまつわるオムニバスに見せかけて繋がってる系の話

変なとこで切れるのでオムニバスって感じはほとんどない。
時系列が前後してる系の構成&展開が全体的に唐突で、場面ごとに観てる側の脳内補完が必要な感じ。
登場人物全員にそれまで生きてきたバックボーンのようなものを感じないので、全員がさっき唐突に湧いて出てきたからのような気持ち悪さがあった。
せめてメインの霊媒師姉妹にはキャラの背景や行動の動機を描くなどあってもよかったのでは?
話の流れとしてその場に居る説明はあっても、キャラとしての動機が描かれないのでこの人たちがどういう感情で何のために行動してるのかが全然わからないんですよね。
NPCがあらかじめ決められたとおりに動いてるだけみたいな。
なので意図してないところで変な気持ち悪さが出ちゃう。

お札の貼り方が軽い感じでバトルがおふざけにしか見えなくて可愛かった。
あのヤクザみたいな人は何がしたかったんだろう?
は