2022-31
原作未読。公開当時に結構気になっていたが結局鑑賞せずアマプラで。
途中の展開まではかなり予想がつくと言うか、大きい起承転結はない。仲の良い夫婦がお互いにお互いを支え合う、理想の夫婦像だなあという感想くらい。あと家がでかい、ってことくらい。
ただ、終盤の女性のキャリアや社会進出についてはなかなか考えさせられる場面も。広報担当になる前の貫地谷しほり演じる富士宮のように、妊娠、出産、育児という過程の中で、社会にいづらくなり、キャリアを諦めてしまう女性が多い中、「女性が働きやすい社会」を目指す相馬凛子がどのように立ち振る舞うのかがポイント。
最後の方はわりと現実味がない展開だと感じて少し冷めてしまったかも。ひよりの母親のセリフが個人的には好きでした。早く女性の内閣総理大臣が誕生してほしいなと思います。
