うーん、典型的な邦画コメディ。もっともっと面白くできる素材だと思うんだけど…もったいないなぁ。おおよそ想像通りで驚きも何もない。
横で見ていた妻曰く、中谷美紀さんの演技と魅力だけで成り立っているような作品。まぁその通りだなぁと。
連続ドラマを2時間にまとめた総集編のような印象で、ストーリーも人間関係も薄〜く、しかも現実の日本で女性総理が就任したらこうなりそう、という想像させることすらほど遠い。フィクションとは言えど、世論やマスコミの反応、ワイドショーの取り上げ方などもう少しリアリティ持たせられたのでは。結局伝えたいことは夫婦愛なのだろうか。
このジャンルのコメディって身内はボケ担当で敵役はなんやかんやありながら最後には…というステレオタイプにしないといけない理由があるんだろうか。この型に何本の映画が当てはまるか調べてみたい気もする。(絶対調べない)
