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総理の夫のharunomaのレビュー・感想・評価

総理の夫(2021年製作の映画)
1.0
河合勇人でよかったのは
映画 鈴木先生(2013年)
俺物語!!(2015年)
だけであり、両作とも俳優が映画(画面)を作るということが、この監督のキャリアを見ると合点が行く。
東映、日活、ジャンゴフィルムと冒頭のクレジットが続けば、もうすでに見ていられないというのは偏見か。
くだらない2時間がただ流れていくだけだから、なにもないゼロだ。
田中圭の意識のない空っぽの顔は彼が頑張っている証左になるのは皮肉だが、しかしブレイクする前の図書館戦争の時の方が、よかったのではないか、やはり主役ではない。
コピペのように同じ役で現れる岸部一徳が、ニワトリはハダシだ、やらいつか読書するやら、亡国のイージスの内閣情報官やら理由やら、懐かしく偲ぶが、近年のベテラン小手先感は決して幸せではないはずだ。そろそろ山崎努くらい主演でやっていただきたい。企画を。
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