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書かれた顔のhoshikazukanjoのレビュー・感想・評価

書かれた顔(1995年製作の映画)
3.8
映画はとても好きだけどなぜか演劇はそんなにハマれなくて、演劇と映画の違いについてよく考える。私はそれまで、映画の人間は「繊細に目で語れる人間」で、演劇の人間は「ダイナミックに全身を使って語る人間」だとしか思ってなかった。玉三郎がこのインタビューで「演劇の人間というのは、ある空間を異空間へ変えてしまう人間のこと」と言ってたけどこれがとても目から鱗だった。

英語圏の人たちがよく身振り手振りを加えながら話す様が好きなのだけど、玉三郎のインタビュー中の手振りは最高だ(なんの趣もない表現で申し訳ないがPerfumeの振り付けみたい)。あの手振りが自然に(?)出てきてるあたりすごい。まあ話し方の時点で歌ってるかのように特徴的なのだけど。独特の世界観を纏ってる。

ゲイシャトワイライトストーリー(?)の布の旗めかせかたが綺麗。あれ風強い中だと体持ってからちゃうだろうし、結構大変そう〜(こんな感想、アリ?)
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