書かれた顔に投稿された感想・評価 - 7ページ目

『書かれた顔』に投稿された感想・評価

アノ

アノの感想・評価

3.5

フィクションパートがつまらなすぎて泣きそうになった(男二人の役者はひどすぎる。どっから連れてきたんだ)が、大野一雄の舞踊が圧倒的でお釣りが来る。
オープニングの坂東玉三郎が会場まで歩いてくるくだりが…

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とんでもない傑作を観た。
演じるという行為を果てしなく観察するドキュメンタリー。化粧を落とす行為や、着替えるという行為。男性が女性を演じるという客観的な演技の考察について納得した。
okawara

okawaraの感想・評価

4.2

玉三郎が自身の演じる女性が虚像であることを自覚しているように、シュミットは芸者のロマンスを幾分か幻想的に描き出す。だからこの挿話の粗末さは、他者を演じ、他者を演出することの不完全性を示しているように…

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Mads

Madsの感想・評価

4.7

男と女、新と古、若と老、和と洋……
対比から結局生むのは美。
映画3本くらいみたくらいの満足感。
日本人じゃない人が取るからこそとれる日本人の美しさなのかな。
歌舞伎というか日本人の観察力や動きの艶…

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teru1962

teru1962の感想・評価

3.8
大和屋のセンスによって彼の記録は残った。決して埋もれない監督のオファーを受けた事になる。色々と踊りについて考える内容になっている。
薪

薪の感想・評価

3.9
歌舞伎や劇中劇というある種の虚構と現実が交差する歪な構成。
坂東玉三郎が舞台裏を移動する陰影が効いたショットと大野一雄を映す薄青いショットがカッコよかった。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.3

伝統に伝説をぶつける事により浮かび上がる黄昏の様相、暮れゆく時を意味するそれは最も美しい時をも現す。生命が有限である限り彼の肉体もやがて滅びの時を迎えようが、その肉体から発せられた美しさそのものはい…

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ritsuko

ritsukoの感想・評価

4.7

歌舞伎の女形を演じることについてのドキュメンタリー
幼い頃から、地元は歌舞伎に触れることが多く母親は今も歌舞伎を毎年続けている。
白塗りや舞について馴染みが深く懐かしい気持ちにもなった。小学5.6年…

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SN

SNの感想・評価

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美しすぎて、言葉にならない。
全てが美しい。

音によって、異なる空間、時空がつながっていく。

絶対的な不可能を知ってこそ自分に客観的になれる。
諦めから全ては始まる。

大野一雄の幻想的なダンス…

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ベルタの美しいショット。
伝説の喋る名言に痺れる。
謎の気の抜けたフィクションもヘンテコでシュミットぽいw
杉村春子さんのカットは国宝級。佇まいと発声が凄すぎる。

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