トリュフォー監督の子供に対する敬意を感じました。
どんなに大人が理解できなくたって大人から見たらNGのことだって、子供は子供のあるがままにまかせればいい、そんな映画です。
子供時代、すばらしいなあ。…
2017-159-123-036
2017.10.1 TCなんば別館 Scr.12
午前十時の映画祭8 9本目
・トリュフォーが描く思春期。
子供達の輝く笑顔。
・生きるのは苦しい。だけど人生は…
「午前10時の映画祭8」グループAの16本目。フランソワ・トリュフォー監督が、フランスの片田舎の小学生や子供たちの日常を、あたたかな目線で綴ったドラマ。子役の素に近い演技が素晴らしく、印象に残った場…
>>続きを読む大好きな映画。子供たちが自然で、みずみずしく描かれていて、本当に観ていて楽しい気持ちになる。エピソード一つ一つが際立っていて、エピソードの流れが心地よい。子供の権利向上を訴えながらも、エンターテイメ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
映画として大変優れているのはもちろん、それを別として私が素晴らしいと思うところ。
虐待されている子供のエピソードを情緒に流されず司法の手によって解決させるところにトリュフォーがただの叙情的な作家…
何がよかったって別に何もよくないんだけど、坂道を駆け降りたり、抑揚をつけながら物語を音読したり、映画館で手を繋いだり、10階から落ちたり、うまくいかない気はしてるのに自分ならいけるかもと期待して髪の…
>>続きを読む冒頭、坂道を勢いよく駆け出す少年少女たち。フランソワ・トリュフォーの少年時代を連想させる問題児や友人の母に恋い焦がれる少年、アパートの中から「お腹減った〜」とアピールする娘に同居人らが食物輸送の救出…
>>続きを読む文句無しに愛の映画。トリュフォーを大好きなのは愛を描くから。人間を愛し、命を愛し、人生を愛した監督。先日観た悲劇のユスターシュと比べてしまうが、同じような辛い子供時代を過ごしても、トリュフォーは人生…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
冒頭から全編を通してこどもへの優しい眼差しが感じられる。
親から暴力を受けいつも同じ汚れた服の男子、ヤングケアラーの男子、親の愛情をいっぱいもらってる男子…いろんな境遇のこども達に同じ時間が流れる…