セブンのめたるうーぱのネタバレレビュー・内容・結末

七つの大罪に沿って殺人が起こっていくと言う設定は面白かった。テーマに沿った連続殺人は映画で割りと見るが、被害者が予想より全然悪いことしてなかった。最後に至ってはジョンが自分で怒らせて「憤怒の罪」に当てはめるのは自演としか思えないが、そういう理屈の通らない異常者ということなんだろう。ここまで動機がわからずモヤモヤしたままおわるミステリーはなかなかない。そのため評価はどうしても低めになってしまうが、映画が悪いのではなく、このモヤモヤをマイナスに捉えてしまう自分の感性が原因。ファイトクラブに続き、ブラッド・ピットは感情的な役が似合うと思う。