《オチが想像できたから…》
ミストを代表とする後味の悪い映画の一つとしてよく言われる今作。
ただミストの衝撃を超えてこなかった。
登場人物は必要最低限、だからこそ最悪のどんでん返しをこの120分の間に想像できてしまうという、罪。
テンポはいいが刺激が少なく、スルメのように噛めば噛むほど味が出る映画なのは間違いないが自分にはハマらなかったなぁ。
あと、洋画独特の言い回しが受け付けなくなってる自分に気づいてしまったから、当分は邦画見ようかな💦
期待しすぎて上回ってこなかった例でした。
追記
僕はこの映画の本質を見抜けなかったようだ。(https://movie-architecture.com/seven)
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本作の結末を「ミルズの妻が殺されちゃうんでしょ。それなら読めてたよ。」という人もいますが、この映画の本質はそこではありません。
地獄の2択と言いましたが、実質「WRARH(憤怒)」の罪を犯さざるを得ない状況こそが、本作の恐ろしいところ。
決して気分のよくない終わり方ですが、見事としか言えない脚本でした。