七日間の内に起こる七つの大罪をモチーフにした連続殺人を追う名作サイコサスペンス。
刑事役のブラピとモーガン・フリーマンの演技力の高さもさることながら脚本、映像、美術がすげー良い。
美しいとか画質が良いとかじゃなくて作品に滅茶苦茶合っている演出がされている感じ。
没入感がエグいです。
七つの大罪に沿って殺人が行われていく過程を刑事が追っていくわけですが犯人の目的が最後まで分からないどころか結局分からずに終わる。
それなのになんかカタルシスを感じてしまう。
最後の二つ「嫉妬」と「憤怒」の回収の仕方が本当に綺麗。
これまでにサイコサスペンス作品ってのはいくつか見た事ありますし邦画では「ミュージアム」とか往年の名作なら「羊たちの沈黙」とかありますが個人的にはこの作品が一番好きですね。
映画として滅茶苦茶綺麗だと思います。
思わず見た後息を吐きたくなるような作品でした。
デヴィットフィンチャー監督作品はいくつか見た事ありますが見てない奴追おうと思います。