Aka

セブンのAkaのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
3.9
後味悪いと聞くから避け続けてはや10年以上(汗)でも最近この映画好きって言ってる人2人くらい出会ったんで、まぁいいかと思い鑑賞。
途中から最悪な結末が予想出来た。どうせ○が○するんやろな。あの箱には○か○が…という風に。それでもラストに向けての緊張感やばくてヒリヒリした。
街を覆う拭えない暗さ。雨のせいもあると思うけど、最初から最後まで絶望感がまとわりつく映画だ。先輩刑事の、ついに子どもを産まないと選択した理由だって…自分が今見ているものは映画ではなく現実だと思わされる。身も蓋もない。
しかし…なんたって見せ方が上手いと思う、聞かせるセリフ。勢いが良い。無駄な会話が一切ないのが良い。
後味については、散々覚悟してたから大丈夫(?)だったけど、もう、悪いとこ見れば悪いことしかないですね、
現実世界が救われないときには救われない映画=今作を観て一旦リセットするのもアリだ。
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