あるる

セブンのあるるのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
4.5
手に汗握るどころか二の腕ぎゅっとする映画だった。多様性と言われているけど、それでも道徳観に関してはみんな同じだとぼんやり思ってるのではなかろうか。犯罪だからだめとかね。だからそこから外れているような人に出くわすと混乱するしこわい。

七つの大罪の手口は意味の持たせ方が巧妙でいやらしい。被害者の心をえぐるようなやり方で。最後の大罪のもって行き方も思わずなるほどと。

終始どきどきしたなぁ。後味はすこぶる悪いが、脚本も俳優の表情も演出もワンダホーでした。

いい映画だけどいい映画って言いづらい。
あるる

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