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ゴッドマザーのboncetratのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドマザー(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

アラビア語を話すイザベル・ユペールの魅力と謎の説得力。何十キロもあるブツを運ぶイザベル・ユペールの画も面白かった。きっかけとなる老人ホームに務める女性、中国人のオーナー、何も知らない老人ホームの母親と娘たち。全体を通して女性の連帯みたいなものを感じた。突飛な設定もだがクライム映画ではまず見られない、摘発されないクライム映画だった。本筋とは全く関係ないが、遺灰を故人が好きだったブランドの前で、歩きながら撒くのが信じられなかった。誰かに踏まれ掃いて捨てられるのが目に見える。故人への愛に紐付けられた行動ではあるが、映画的な飛躍にしろ死生観が違い過ぎて、しばらく入ってこなかった。
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