ボギーパパ

DIVOC-12のボギーパパのレビュー・感想・評価

DIVOC-12(2021年製作の映画)
2.5
劇場2021-71 TC上大岡

COVID-12、ひっくり返して『DIVOC-12』。
コロナ禍における映画館の、映画界の苦境もひっくり返そうという心意気が良い!もちろん応援の意を込めて鑑賞。

10分程度の短編を12人の監督が撮るいわばアンソロジー。それぞれの監督が共有・感触・成長への気づきをテーマ沿った作品を綴っている。

思いが濃いのはよく伝わってきたが、やはり短編である事の限界か、自分には消化不良というか生煮えというか、伝えたい事を押しつけられているように思えてしまった。

正直退屈なものもあったし、最後まで見ると最初の方に観た作品を忘れてしまっている。ライトファンの自分がアホなだけだが、、、
オムニバス、アンソロジーにしてもタイトルからの制約だから仕方ないが12作品は多過ぎる。
コース料理を次から次へ出され、それぞれ少量すぎて印象に残らなかったのは味わい方に問題があるのだろう。確かに濃い味のものもあったが、全体的に出汁の味で勝負しているような作品が多く食べてる間に満腹になりもういいやとなってしまった。

濃い味の特徴のあるアラカルト好きの自分には合わなかった。

残念。
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